<首都大学野球:日体大9-3城西大>◇2日◇大田スタジアム
日体大の門馬功内野手(2年=東海大相模)が、先制打を含む3安打2打点1本塁打の活躍でチームを開幕戦勝利に導いた。21年センバツは1番打者として21打数9安打、打率4割2分9厘の活躍。チームを率いていた父門馬敬治氏(53=現創志学園監督)と共に「親子鷹」で全国制覇を達成している。
この日は「3番指名打者」でスタメン出場。1回1死三塁、1ボールから真ん中高めのスライダーを、左中間へ先制の適時二塁打とした。第2打席は3回無死、初球の136キロ直球を強振すると、打球は左翼スタンド裏の防球ネットに突き刺さった。特大弾に湧き上がるスタンドを横目に悠々とベースを1周した。スイングした後に背中をのけぞらせる程のフルスイングも「とにかく塁に出ようと思ってて…最高の結果になってうれしかったです」と思わず笑みがこぼれた。6回2死一塁で迎えた第4打席では、外角の直球を右前へ巧打する器用さも見せた。
安打を放った3打席全てで、ファーストストライクをスイングした。この積極性は「アグレッシブベースボール」を掲げる東海大相模時代に養われた。「やっぱりアグレッシブにというのは意識しているので、そこは高校時代に教わってきた」と自信を持って話す。昨夜は父から「明日から始まるから頑張れよ」というメッセージが届き、功は「頑張るね」と返信した。甲子園通算30勝、優勝4回の成績を誇る父の教えは今も体に染みついている。
日体大はこの秋リーグ3連覇がかかる。チームの中軸を担い「自分の結果よりもチームが勝てるように。そこに自分も1本打てればいいと思います」と力を込め、チームメートが待つバスに小走りで乗り込んだ。【黒須亮】