仙台大が全日本8強の貫禄 東北大をコールドで破る 仙台6大学野球

仙台大対東北大 2ランを放ち、仙台大・菅原礼とハイタッチを交わす仙台大・辻本(右)(撮影・木村有優)

<仙台6大学野球>◇第2節第1日◇東北福祉大野球場

仙台大が東北大を14-6の7回コールドで破り、全日本大学野球選手権8強の貫禄をみせた。ドラフト候補にも名を連ねる辻本倫太郎内野手(4年)が、1回1死一塁で左への2ランで2点を先制。これが打線爆発の口火となり、計3本塁打を含む11安打の猛攻で開幕から3連勝を飾った東北学院大の没収試合ににより、9-0で東北工大が勝利し、秋季リーグ初戦を白星でスタートさせた。

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辻本の一発が打線爆発の口火となった。初回、真ん中低めの真っすぐを完璧に捉えた当たりは、左スタンドへ吸い込まれた。「先制打にこだわった結果が本塁打につながって良かった」と笑顔。だが、6回に一挙5点のビッグイニングをつくられ10-6に。それでも辻本は「公式戦なので一喜一憂することなく戦えた」と精神力を発揮し逃げ切った。「ロースコアが仙台大の野球なので1-0で勝つつもりで」と気を引き締め直した。

プロへの第1歩! 辻本は、8月28日に東京ドームで行われたU-18壮行試合に、大学選抜メンバーとして出場。秋季リーグ第1節後の試合だったが「疲れよりも楽しみが勝った」と貴重な経験を喜んだ。全国高校野球選手権で準優勝に輝いた仙台育英からは、山田脩也内野手(3年)を始めとする4人が選出。最高峰の選手がそろう高校選抜を前に「勢いや全力な姿勢が懐かしく、まねしたい」と初心にかえった。慣れない時間帯や球場に苦戦し、結果は2打数無安打1四球と振るわなかったが、「プロでのイメージが湧き、良い経験になった」と前を向いた。

「目標は上位指名です」。23年ドラフトを来月に控え、集大成を迎えた今秋は、打率4割15打点3本塁打を目標に首位打者を狙う。「(首位打者は)いつも狙っていますが、集大成として取りたいです」と最後の大会に懸ける。主将と走攻守の4拍子でチームを「日本一」へと導く。