<ヤクルト5-6阪神>◇2日◇神宮
球団史上初となる3連覇を目指した今季のヤクルトだったが、リーグ優勝の可能性が消滅した。高津臣吾監督(54)は「やっぱり3連覇を目指してスタートして結果的にできなかったのは非常に悔しく思います。まだ(シーズンは)終わったわけじゃないですけども、大きな目標を立ててスタートしたわけですから、繰り返しになりますが悔しいですね」とはっきりと感情を示した。
優勝を逃した要因について問われると「要因はね。ちょっと心の中に秘めておきます」とシーズン中での明言は避けた。
ケガに泣いた。昨季の2連覇において切り込み隊長だったリードオフマン塩見泰隆外野手(30)が下半身のコンディション不良で開幕に間に合わず。5月4日に1軍に合流するも、その後2度、離脱を余儀なくされた。
同じく主に2番打者として昨季優勝に貢献した山崎晃大朗外野手(30)も開幕に間に合わず、復帰後も2度離脱。そしてキャプテン山田哲人内野手(31)も下半身のコンディション不良で2度離脱し、主力選手がケガに見舞われるシーズンだった。その影響もあってか4番につながる1~3番がなかなか固定できなかった。
先月22日に体調不良から復帰して以来初アーチとなる、11試合ぶりの25号先制2ランを放った村上宗隆内野手(23)は優勝の可能性が消滅したことについて「たくさん応援してくださるファンが神宮球場に足を運んでくれるので、期待に応えられるようなプレーをしていきたいと思います」と前を向いた。【三須一紀】