<福岡6大学野球:九共大8-1(7回コールド)福教大>◇第1週第2日◇3日◇九共大
46度目の優勝を狙う九共大が福教大を8-1の7回コールドで下し、開幕連勝した。
変則フォームの左腕・佐々木大雅(たいが)投手(1年=情報科学)が、初先発で5回3安打1失点で初勝利。プロ注目のエース右腕・木村仁投手(4年=北九州)がかぜで開幕週の登板を回避し、坂元創投手(4年=春日)もけがで離脱する窮地で踏ん張った。九産大も連勝、福工大は初勝利を挙げた。
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大リーグのダイヤモンドバックスなどで通算303勝のランディ・ジョンソンが目標という九共大の“怪物ルーキー”の佐々木大雅が、強心臓で初勝利を挙げた。「(チームに)左の変則投手はいない。持ち味にしています」。独特な横手投げに近いスリークオーターで福教大打線を翻弄(ほんろう)した。上原忠監督(56)が「球筋は横っぽく見え、軌道が分かりにくい」と表現する直球を主体にカーブ、チェンジアップを効果的に使った。5回3安打1失点。初回に先頭打者を鋭いカーブで見逃し三振に仕留めるなど6三振を奪った。
春は九産大戦2試合にベンチ入りし、打者1人に投げただけだ。発熱でエース木村が開幕投手を回避、坂元が肩や足首のけがの影響で離脱する中で巡ってきたチャンスに全力で応えた。
名前の「たいが」は阪神タイガースが由来。大分から「プロも目指せ、やりたい野球が一番真剣にできる」と門をたたいた九州の伝統校で、さらなる高みを目指す。【菊川光一】
◆佐々木大雅(ささき・たいが)2004年(平16)9月9日、大分・豊後大野市生まれ。野球は千歳小3年から千歳少年野球で始める。千歳中では大分西南リトルシニアでプレー。情報科学では1年秋からベンチ入りし、2年の新チームからエース。3年夏は1回戦敗退。180センチ、76キロ。左投げ左打ち。
○…九産大は2試合連続の2桁得点&コールド勝ちを飾った。春季リーグ戦で打力が向上した5番北村健一郎内野手(2年=有田工)は、リーグ戦初本塁打を含む4安打で7打点と活躍。二塁打が出ればサイクル安打だった。開幕戦の15得点に続いて17得点を奪った強打線を引っ張り「次も初回から全員で積極的に打っていきたい」と声を弾ませた。