日大連勝で勝ち点、松山市出身の先発坂尾浩汰6回途中7安打無失点で凱旋登板飾る

国学院大対日大 力投する日大先発の坂尾(撮影・鈴木正人)

<東都大学野球:日大1-0国学院大◇第1週第2日◇3日◇坊っちゃんスタジアム

日大が国学院大に2連勝し、勝ち点1を挙げた。

松山市出身の日大の先発、坂尾浩汰投手(3年=龍谷大平安)が、地元の声援に投球で応えた。「親にも連絡をして、見に来てくれたので、いい姿を見せようと思いました」。家族、親類をはじめ、小、中学校時代のチームメートが見守る中、低めに丁寧に制球された球を投げ込み、5回0/3を7安打無失点に抑え、後ろにつなげた。「地元の球場でできるのはうれしい。そこで力が発揮できたのはよかったと思います」と話した。

春のリーグ戦では2勝を挙げ、自信をつけた。片岡昭吾監督(45)は「春が終わってから、中心で投げたいという気持ちが練習に出ていた。自覚が出てきましたね」と、その成長に目を細める。坂尾は「自分が投げる時は全部抑えたいと思ってオープン戦からやってきたので、それが今日つながったと思います」と胸を張った。頭の片隅には凱旋(がいせん)登板もあった。前日は同じ松山市出身で中学、高校のチームメート、加藤慶大投手(3年=龍谷大平安)が好投。「一生懸命頑張っている姿に影響を受けた」と、この日の投球につなげた。

21年に片岡監督が就任し、同年の春季リーグ戦入れ替え戦で1部昇格を果たして以来、開幕カード2連勝で勝ち点を挙げるのは初めて。片岡監督は「開幕戦はトーナメントのつもりで勝ちにいくとやってきたので、2連勝で勝ち点がとれてよかったと思います」と力を込めた。日大は今、1歩ずつ強さを増している。