【阪神】村上頌樹10勝目!前年まで0勝右腕が下克上 最優秀防御率、新人王「アレ」でMVPも

阪神対広島 8回途中で村上(右)から継投した島本は後続をキッチリ抑えナインの出迎えを受ける(撮影・上山淳一)

<阪神4-1広島>◇8日◇甲子園

阪神村上頌樹投手(25)が、チーム最速で今季10勝目に到達した。7回1/3を1失点で、2位広島との天王山初戦を勝利に導いた。チームは優勝へのマジックを2個減らし、「10」とした。

1年目の21年が2試合に登板して0勝1敗。昨年は1軍で登板がなかった。新人や新外国人を除き、前年まで通算0勝の投手が2桁勝利をマークしたのは19年高橋礼(ソフトバンク=12勝)以来で、阪神では08年岩田稔(10勝)以来、15年ぶりとなった。18年ぶりの「アレ(=優勝)」へ突き進むチームに現れた新星が、自身3連勝で節目の数字に到達した。

村上はこれで11試合連続でクオリティー・スタート(6回以上、自責点3以内)をマーク。抜群の安定感でリーグ唯一の防御率1点台をキープした。この日投げ合ったセ・リーグ防御率2位の床田が5回3失点で防御率2・05に悪化。初のタイトル獲得にも前進した。

2桁勝利、最優秀防御率、資格のある新人王の獲得も視界に捉える。リーグ制覇なら、MVPの可能性も出てくる。「村上様」の勢いが止まることはない。

▼阪神村上が10勝目。3年目で初の2桁勝利を挙げた。1年目は0勝1敗、2年目は1軍登板なし。新人や外国人投手を除き、前年まで未勝利の投手が2桁勝利を記録したのは19年高橋礼(ソフトバンク=12勝)以来。阪神では2リーグ制後、53年渡辺省三(2年目=10勝)、57年石川良照(3年目=13勝)、60年本間勝(3年目=13勝)、08年岩田稔(3年目=10勝)に次いで15年ぶり5人目。

▽阪神坂本(村上について)「調子のいいボール? 全部じゃないですか。どのボールもカウント取れるし、勝負球にもなる。それだけできたら、向こうも絞れない。今日もしっかり投げてくれたと思います」

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