【阪神】岡田監督「ほとんど相手見んとな、自分らでいけるから」14日勝って自力「アレ」宣言

阪神対巨人 試合終了後、ファンの声援に応える岡田監督(撮影・狩俣裕三)

<阪神4-0巨人>◇13日◇甲子園

アレを決めるのに、最高の舞台が整った。宿敵巨人との伝統の一戦に、勝てば胴上げだ。他力は必要ない。岡田彰布監督(65)は「これでな、ほとんど相手見んとな、自分らでいけるから」と、自力優勝を宣言した。

持ち越しとなれば15日からはマツダスタジアムでの広島2連戦となる。「いやあ、そら広島での(胴上げは)嫌やし。スタンドの(阪神)ファンがな、何か物足りんっていうか、少ないし(ビジター応援席がグラウンドから)遠いからなあ」と苦笑い。18年ぶりの胴上げはチケット完売、超満員の甲子園で決めたい気持ちを隠さなかった。11連勝でゴールを切れば、セ・リーグでは初の2桁連勝V達成となる。05年と同じく巨人を相手に本拠地で舞うつもりだ。

前夜は1-0完封勝利で、指揮官が采配を振る場面はなかった。この日も巨人に快勝。「おう、今日はちょっと仕事したけどな(笑い)」。先発横川に対し早いカウントで3盗塁を決め、足で揺さぶった。昨季までのグリーンライト(選手が自分の判断で盗塁できる権利)を廃止した。指揮官が責任を持ってサインを出し、リーグ2位の69盗塁を決めている。

今季2度目の10連勝はすべて先発に白星がついた。「やっぱり先発の踏ん張りやで」。連勝中は最大で3点しか奪われていない先発陣の安定ぶりで、少ない得点でも勝ち続けている要因だ。打線では大山はこの10連勝中の打率は1割2分1厘。ここ4試合、13打数無安打と音なしだが「大山はな、波が大きいから。大事な時にまた打つように、また調子を上げていって」と、不振が目立たないほどの強さだ。

明日はドキドキするかとの問いに指揮官は「オレ、ベンチに座ってるだけやんか」と笑った。若いチームは2位に13ゲーム差をつけ独走するまでに成長した。セ界を席巻した岡田阪神が最高のフィナーレを迎える。【石橋隆雄】

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