【阪神】大竹耕太郎が5回無失点で11勝目 国内移籍1年目投手の11勝は下柳剛を超え左腕最多

広島対阪神 5回裏広島1死一、三塁、田中を遊ゴロ併殺に仕留め、雄たけびを上げる大竹(撮影・前田充)

<広島3-9阪神>◇16日◇マツダスタジアム

下柳超え! 阪神大竹耕太郎投手(28)が5回3安打無失点とコイキラーぶりを発揮し、11勝目を挙げた。

初回先頭を味方の失策で出塁を許すも、続く田中を併殺に仕留める。2回は1死一、二塁のピンチを背負ったが、秋山を右飛とし得点を与えなかった。3回以降も広島に快音を響かせなかった。

国内移籍1年目投手の11勝は、83年野村収(大洋)12勝以来、40年ぶり。左腕では下柳10勝を超え、最多となった。

また、試合前まで広島戦で6試合に登板。1完封を含む5勝0防御率0・64の好成績を残していた。

阪神投手が同じチーム相手にシーズン6連勝は、18年にDeNA戦で6連勝したメッセンジャー以来。広島に限れば、73年に7連勝した江夏以来50年ぶりの記録だ。

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