阪神佐藤輝明の後輩、近大・坂下翔馬 優勝同日にプロ志望届出し「逆エール」田中秀昌監督も祝福

近大主将の坂下翔馬内野手。偶然にも自宅の引き出しから持ってきたタオルが、同校OBで三遊間を組んだ兄貴分、阪神・佐藤輝の応援グッズ。「タオルの色が目立ちますよね」と笑みをこぼした(撮影・中島麗)

<関西学生野球:関大7-0近大>◇16日◇第3節1回戦◇マイネットスタジアム皇子山

阪神佐藤輝明内野手(24)の母校、近大の恩師と三遊間を組んだ後輩が優勝を祝った。

佐藤輝を指導した、田中秀昌監督(66)は「たいしたもんですよね。よう頑張ってる。最後、チームの勝利に貢献してくれてるんで、それはうれしい」。9月絶好調で優勝を加速させた教え子をたたえた。

卒業後も親交があり、オフには自主トレにも足を運ぶ佐藤輝。4年次に三遊間を組んだ、弟分で近大の主将・坂下翔馬内野手(4年=智弁学園)も勇気をもらった。

阪神が優勝を決めた日にプロ志望届を提出した。その直後に兄貴分の方から直接連絡が届いた。「『志望届出したんやな。頑張りや』って言われて。『行けるかわからんすけど、頑張るっす』」と返信。すると、「『いけるよ』って。心強かったっす」。虎党との18年ぶりの歓喜を迎えた直後、佐藤輝は、後輩の夢に寄り添った。

現在首位の近大は、先日退任が決まった田中監督との最後の神宮出場を狙いに定める。2季連続優勝で先輩と同じくこの秋、歓喜の時を迎えたい。【中島麗】