<中日1-0巨人>◇16日◇バンテリンドーム
中日立浪和義監督(54)が就任3年目となる来季へ全身全霊で挑む。
球団初の2年連続最下位という屈辱が迫る中、続投決定から一夜明けた指揮官は「このような成績でいろいろなこともありますが、とにかくもう1年、必死にやってみようかなと思います」と決意を明かした。
リスタートは球団初の「先頭打者弾による1-0」という珍しい勝利となった。初回、先頭の岡林が自身初の本拠地アーチ。高橋宏が6回無失点で粘ると、最後はマルティネスが9回2死で緊急降板するアクシデントで、藤嶋が丸を三振に仕留めて完封リレーで1点を守り切った。「あと1人とはいえ、長打のある丸選手をよく抑えてくれた」と指揮官も安堵(あんど)の表情を浮かべた。
若手選手への切り替え路線を重視し、球団は3年目となる来季も立浪監督に指揮を託した。ただ開幕から低迷が続いて借金28で、2年連続最下位という厳しい現実が目前に迫っている。「すべてに課題があります。残りシーズン、少しでも結果が出れば自信になる。若い選手は思いきってやっていく中で何かを感じて終わってほしい」。背水の陣を余儀なくされた指揮官は一瞬たりとも無駄にしない覚悟だ。【安藤宏樹】