<広島3-9阪神>◇16日◇マツダスタジアム
130試合目にして爆発した。阪神シェルドン・ノイジー外野手(28)が、来日初の1試合2発、しかも2打席連続弾を放った。
まずは5回だ。佐藤輝の適時打で4点目を奪った直後、広島森下の初球カットボールをたたいた。打球は左翼へ一直線。8月30日DeNA戦以来となる7号3ランで勝利を決定づけた。さらに7回にも3番手益田から、今度はセンターへ運ぶ2打席連発の8号2ラン。2発5打点で勝利に貢献した。「最近、感覚的には調子が良かったんで、2本出てよかったです」。阪神助っ人の1試合2発は、21年8月14日広島戦でのサンズ以来。来季の残留やCSスタメンを猛アピールした。
打線の中軸を期待され、今季から加わった。守備では強肩ぶりを発揮し、両リーグ最多の10補殺をマークするも、打撃ではあまり目立っていなかった。それがここに来ての大暴れ。岡田監督も「どうしたんやろな。なんか、期するものがあるんかな。ビックリしたわ、オレは。(変わった部分は)いやー、わからんわ。わからんよ」と首をひねるほどの爆発ぶりだった。
ただ、CSや日本シリーズを見越せば、ノイジーが覚醒すればこれほど頼もしいことはない。ポストシーズンで、さらなる活躍が期待される。【高垣誠】