【オリックス】FA加入1年目森友哉の活躍で20日にも3連覇「戦力になれているのはうれしい」

オリックス対楽天 ヒーローインタビュー後、「ホイサー」のかけ声とともにガッツポーズする森(左)と杉本(撮影・和賀正仁)

<オリックス6-3楽天>◇18日◇京セラドーム大阪

ホンマもんのVの使者だ! オリックス森友哉捕手(28)が、リーグ断トツ15度目の決勝打で優勝マジック「4」へ導いた。

初回に日米197勝の田中将から先制適時打を放つと、2点リードの6回には4番手内から中押しの16号ソロで楽天を突き放した。今季FA移籍で加入した主砲が驚異の勝負強さでチームを引っ張り、早ければ20日にもリーグ3連覇が決まる。

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勝負強さの鬼だ。「積極的に行きました」。森は初回1死三塁で、田中将の初球をフルスイング。中堅手の頭上を超えるフェンス直撃の適時二塁打で先制点を奪った。2点差に迫られた6回には、4番手内から猛打賞を飾る16号ソロ。追いすがる楽天を突き放した。「1打席目にしっかり仕留められたので気持ち的に楽になった。久しぶりにしっかりバットに当たってくれた」と会心の笑顔だ。

西武からのFA加入1年目にして、首位快走を引っ張ってきた。「チームの戦力になれているのはすごいうれしい」と充実感たっぷりだ。この日も先制打が決勝点となり、勝利打点はリーグ断トツの15度目。自己最多も更新中だが「たまたま。次につなぐ意識だけでやっている」と謙遜する。それでも周囲は勝負強さを肌身で感じている。

辻打撃コーチは「ここで行くぞっていう時の嗅覚はすごいものがある。今年は(吉田)正尚もいなくなりましたし、彼が打線を活発にしている。それだけ勇気をもって打席に立ってくれている」と信頼を置く。海を渡った吉田正の穴をしっかり埋めている。一番乗りでグラウンド入りし、臨戦態勢を整える姿勢も若手の手本となっている。

今月16日に若月が特例2023で出場選手登録を抹消された。捕手としてともにチームを支えてきた同学年から、休日に連絡ももらい、あとを託された。それまではDHや外野も多かったが、これで4月以来の4試合連続先発マスク。「少し疲労はある。早く戻ってきてキャッチャーで出てほしい」と苦笑いだったが、「できることをしっかり継続してやっていきたい」と盟友の復帰までは扇の要の役割を果たす意気込みだ。

優勝マジックを4に減らし、20日にもリーグ3連覇が決まる。19日からは2位ロッテとの直接対決。「できればホームで決めたい。地元というのも、1年目というのもあるので優勝は特別。ファンの喜んだ顔が見たい」。大阪桐蔭出身でオリックスジュニア出身。生粋の浪速男子が3連覇を決める。【林亮佑】

▽オリックス山崎颯(最終回を無失点に抑えて9セーブ目)「ウダ(宇田川)が抑えていると、自分も抑えないとと思います。すごく気合が入ります」

【予想先発】

オリックス

19日 オリックス東-ロッテ小島

20日 オリックス山崎福-ロッテ・カスティーヨ

 

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