【阪神】大竹耕太郎に岡田監督「うん、えらいなあ」打撃手袋付け、無言の“続投志願”で12勝目

ヤクルト対阪神 ヤクルトに勝利し、岡田監督(右)とタッチを交わす阪神大竹(撮影・藤尾明華)

<ヤクルト3-9阪神>◇23日◇神宮

阪神大竹耕太郎投手(28)が8回3失点で12勝目を挙げ、最高勝率のタイトルへ望みをつなげた。

村上、塩見に緩いチェンジアップを被弾したが「本塁打を怖がってボール、ボールになりたくなかった。球場が狭く、ホームランバッターが多い中でストライクゾーンで勝負することは意識していました」。この日も果敢に100キロ台のチェンジアップ、カーブを投げ込んだ。

123球はプロ入り後最多の球数だ。「7回で代わるかと聞かれた。もう1回いって新しい配球とか試したかったので、行かしてください、と」。志願の8回続投だった。岡田監督は6回89球の時点で交代も考えていたが、8番から始まる7回の攻撃で打撃用手袋をはめる姿を見て「うん、えらいなあ。これはいかなしゃあない」と続投を決めた。

次回13勝目を挙げれば、最高勝率タイトルの規定をクリアする。とはいえ、仮に次戦に勝っても13勝2敗で勝率8割6分7厘。現在1位のDeNA東は15勝2敗で8割8分2厘だ。ライバルがあと1敗しない限りは上回ることはできない。指揮官は「まあ相手次第やけどな。それも見ながら。次の登板、まだ決めてないよ。もうな、最後でもいいし」と様子を見る考えだ。

たとえタイトル獲得は難しくても、現役ドラフトで新加入して10個の貯金をつくった事実には価値がある。「もっともっと勝てるように、日本一になれるように」。大竹は最後、ファンにポストシーズンでの白星も約束した。【石橋隆雄】

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