【西武】西川愛也が適時打にファインプレー 初アーチの後輩ソフトバンク井上朋也に負けじと躍動

オリックス対西武 4回表西武2死三塁、中前適時打を放つ西川(撮影・和賀正仁)

<オリックス4-3西武>◇25日◇京セラドーム大阪

試合には敗れたものの、西武の西川愛也外野手(24)が後輩に負けじと攻守に躍動した。

4回に一時勝ち越しとなる適時打を放つと、中堅守備では投手陣を勇気づける再三のファインプレー。「アドレナリンで捕りました」と己の士気も高めた。

ただ「最後、2アウト二塁のところで捕りたかったです」と悔やむ。7回2死二塁。前進守備の西川の頭上を、オリックス宗の飛球が襲い、惜しくも及ばなかった。松井監督は「愛也だからあそこまで追いついたと思う」と話したが、西川本人は悔しそうだ。

花咲徳栄(埼玉)で夏の甲子園を制してから、6年が過ぎた。「過去なので」とプロ入りし、すぐにそのことは頭から消した。でも母校愛は強い。

母校の3学年後輩にあたるソフトバンク井上朋也内野手(20)がこの日、ロッテ戦(ZOZOマリン)でプロ初本塁打を放った。西川たちが甲子園優勝を果たしたその瞬間、当時中3の井上は大阪・四條畷の自宅にいた。しかし決勝戦の途中、近所に落雷があって停電。「Wi-Fiもつながらなくなっちゃって」(井上)と、歓喜の瞬間は見ることができなかったという。

それでも進学を希望する名門の主軸だった西川は、同じ大阪出身でもあり、井上少年にとって憧れの先輩の1人だった。今は同じプロの舞台で、ともにレギュラー獲得を目指す立場。井上の1発を報道陣に伝え聞いた西川は「え~っ!」と驚き「負けてられないです」と闘志を燃やした。満開の日を夢見て、必死に食らいつく。【金子真仁】

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