楽天のルーキー渡辺翔太投手(22)が、日本ハム戦(エスコンフィールド)の8回にマウンドに上がり、1イニングを無安打無失点と好救援。チームトップタイの8勝目を挙げた。
無失点で役目を終えるとベンチから「チャンスメーク」「頑張れー」と声を出した。「毎回、同点の時に投げてマウンドを降りたら野手の方が『おい、勝ちのチャンスだ』みたいな感じで、声を出せと言われるので今日も全力で声を出しました」と野手陣を鼓舞すると9回に打線が大爆発。また白星が舞い込んだ。
6月3日にプロ初昇格を果たしてから中継ぎとしてフル回転してチームの大逆襲を支えている。この日で45試合目の登板。未知の疲労とも戦う中で「トレーナーさんにマッサージしてもらったりして、だいぶリフレッシュな状態で試合に臨めている。本当に『ありがたい』のひと言。感謝しています」。日々の好投が恩返しとなっている。
チームは6月25日にCS圏と最大11ゲーム差があったが、渡辺翔の快投とともに徐々に順位を上げ、ついに4月7日以来の3位に浮上。「とにかくCSに行きたい」とチームのために最後までルーキー右腕は全力を尽くす。【木下大輔】