【ソフトバンク】近藤健介、キング並ぶ25号決勝ソロで2位キープ 3冠王は「本当に意識せず」

ソフトバンク対西武 6回裏ソフトバンク1死、近藤は中越え先制本塁打を放つ(撮影・岩下翔太)

<ソフトバンク1-0西武>◇29日◇ペイペイドーム

ソフトバンクは近藤健介外野手(30)がリーグトップに並ぶ25号決勝ソロを放ち、単独2位をキープした。0-0の6回に西武今井のスライダーをバックスクリーンへ。節目の今季チーム100号で、15年から9年連続で3桁本塁打の大台に乗せた。近藤は「ランナーがいなかったので長打をイメージしていた。最高の結果になりました」と殊勲のVアーチに笑顔だ。

栄えある勲章が見えてきた。25本塁打、85打点はリーグ2冠(本塁打は1位タイ)。打率も3割ジャストで、トップのオリックス頓宮に7厘差とした。球界では22年のヤクルト村上宗隆、球団ではダイエー時代04年の松中信彦以来となる3冠王も視野に入る。5割が目標だった長打率も5割2分7厘とうれしい誤算。「結果としてついてきているのでいいと思います。それでチームが勝てればいい」。残り6試合でさらに数字を上げていく。

日本ハム時代も同僚だった先発有原に4年ぶりの2桁10勝目をプレゼント。投打の主役2人でお立ち台に上がり「有原さんも粘り強く投げていたので援護できてよかったです」。しびれる1-0ゲームを制し、球場のファンからは割れんばかりの拍手を受けた。

試合のなかった3位楽天とは1ゲーム差、4位ロッテには1・5ゲーム差に広げた。本拠地5連戦の初戦で勝利。自力で2位フィニッシュがつかめるソフトバンクにとっては価値ある1勝だ。藤本博史監督(59)も「この1勝は大きい。近藤もしっかり働いてくれましたね」とご満悦だった。

近藤は言う。3冠王は「本当に意識せず」。目指すべきは「チームが2位で、ここ(福岡)でクライマックスの第1ステージを送れるように。それに近づく一打を打っていきたい」。4番がチームを引っ張っていく。【只松憲】

【動画】ソフトバンク近藤健介がトップタイ25号!先制点はバックスクリーン弾