ヤクルトの秋は走って、走って、走りまくる。リーグ連覇から5位と沈んだ今季から体力を底上げする。高津臣吾監督(54)は「毎日走らせようと思っています。マジで。スピード、本数、強度は個人差はあると思いますが、10、11月はちょっと走ってもらおうと思っています」と本気度をうかがわせた。
今季はリーグ連覇による疲労蓄積の影響もあり、けが人が続出。ポストシーズンに進めなかった今オフは、その体づくりに全力を注ぐ。「スワローズのユニホームを着ている以上、強さを求めてやっていきたい。しっかり体をつくって、今からつくり直して、1度休んでつくり直して、また次のステップへと向かって欲しい」と指揮官は話す。
フェニックスリーグに参戦しない残留組も例外ではない。村上宗隆内野手(23)や山田哲人内野手(31)、昨季はケガに苦しんだ塩見泰隆外野手(30)ら中心選手も、走る。「ガタが来ている人も多いのでなかなか、このランニングを100%で走りなさいと言っても出来ない人もいるかもしれない。でも体をしっかり動かして、しっかり汗をかいて1日を終わるというふた月にしたいと思っています」。地獄の秋を乗り越え、V奪回への土台を確固たるものにしたい考えだ。