楽天が“ベスト布陣”でCSラスト切符をつかみ取る。
今季最終戦のロッテ戦が雨天中止となり、石井監督は「仕切りなおしだと思います」と落ちついた表情で話した。10日に順延となった大一番の先発は「そのままノリに行ってもらいます」と則本のスライドを明言。一方で先発陣から田中将やルーキー荘司のブルペン待機は「しないかな」と特別態勢は敷かないことを断言した。
絶対に勝たなければいけない試合でも、信念を持って普段着野球を貫く。指揮官は力を込めて言った。
石井監督 先発を(ブルペンに)入れないからベストな戦い方じゃないって話になったら、じゃあ先発が何でもかんでもやりゃいいって話になるじゃないですか。リリーフはやっぱり、その1イニングを抑えるプロとしてやってきている。彼らのことを信じているし…ちょっとリリーフを下に見すぎじゃないですか?
もちろん、先発則本も「ある程度のイニングをしっかりとまとめてくれると思う」と信頼。3年ぶり2度目の本塁打王が目前の浅村や初の盗塁王が確定した小深田ら野手陣の底力も信じる。そこに初の40セーブに王手をかける守護神の松井裕を中心とした救援陣を普段通りに準備させて「ベストな布陣かなと思います」。自信を持って、運命の「10・10」を勝ちにいく。【木下大輔】
▽楽天則本(今季最終戦にスライド先発)「特に自分自身は影響もないですし、調整の部分でも変わることはないですね」