阪神湯浅京己投手(24)のCSアピールは不発に終わった。甲子園で行われたシート打撃に登板。岡田監督が目の前で見守る中、主力野手と対戦したが、ボール先行の打席が続いた。6人目となった坂本の打席では、ストレートの四球。カウントがリセットされ再開も、6球連続ボールなど、この打席で19球中12球がボール球だった。
「力みもあったし、多少気を使いながら投げちゃったなとは思います。コントロールと変化球の精度をもっと上げていきたい」
打者7人で45球。近本からの左翼へのポテンヒットで安打性は1本だった。左脇腹の筋挫傷から復活するため、試行錯誤の日々。それでも「ちょっとしたことでもっと良くなるかなという感覚はある」と前を向いた。
150キロを超す直球もみられたが、岡田監督の評価はいまひとつだった。「あんまり(ボール)いってないな。コントロールがやっぱり、ばらつきがあるから」。ブルペン陣は左腕中心で右投手は絶対的存在はいない。それでも、湯浅に対しては調整を急がせる考えはなかった。「慌てるとか、別にそれ(CS)に合わす必要はないと言うたんやけどな。普通に投げて、よかったらベンチに入れるけど。これからフェニックス(リーグで)投げなあかんから」。焦らずじっくり完全復帰を待つ方針だ。【三宅ひとみ】