国学院大がタイブレークの末に押し出し死球で勝利し勝ち点2 「チームの守り神」新名が初勝利

東洋大対国学院大 10回裏国学院大2死満塁、田中の死球でサヨナラのホームを踏む神里陸(撮影・鈴木正人)

<東都大学野球:国学院大3-2東洋大>◇第4週第2日◇12日◇神宮

国学院大が2点差を追いつき、延長10回タイブレークの末に押し出し死球で勝利した。東洋大に2連勝とし、勝ち点を2に伸ばした。鳥山泰孝監督(48)は「よく追いついた。(死球は)もらった点かもしれないけど、それをふくめてのクロスゲームだった」と話した。

1-2で迎えた7回1死二塁、9番の神里陸捕手(3年=東海大相模)の右翼線への適時二塁打で同点に追いついた。神里は5回にもチャンスで回ってきたが凡退しており「最近打てていなかったので、今度こそ打ってやろうと思っていた」と狙い通り。

3年生投手の継投で勝利をもぎとった。先発の阪口翔颯投手(3年=報徳学園)が8回0/3を被安打7の7奪三振、2失点で試合をつくった。9回無死一塁からは左腕、新名凌馬投手(3年=大分舞鶴)が2番手でマウンドへ。168センチと小柄ながら、ダイナミックなフォームでテンポよく腕を振った。

自信のあるフィールディングが光った。2-2のままタイブレークに突入。10回表無死一、二塁で、東洋大のバントを新名がすかさず三塁へ投げてアウト。「フィールディングは得意。バントしてくるだろうなと思ったので刺しました」。明るい性格で、鳥山監督が「チームの守り神。投手陣をよく引っ張ってくれるウチの中心です」と信頼する新名が2回を無安打無失点に抑えて初勝利。「いつも武内(夏暉)さんと坂口が投げてくれているので、いつか貢献したいと思っていた。すごくうれしいです」と笑顔で話した。