阪神は12日、甲子園で1軍主力組の練習を実施した。08年に日本将棋連盟からアマ三段と認定されたほど将棋好きの岡田彰布監督(65)は、前日11日に将棋の第71期王座戦5番勝負で勝利し、史上初の全8冠制覇を達成した藤井聡太8冠(21)に興味を示した。指揮官の一問一答は以下の通り。
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-昨日将棋の藤井聡太の8冠達成は見ていたか
「いやいや、もう見てなかった。見よかなとも思うたけどな。サスペンス見とったわ(笑い)」
-昨日は第4局、第3局までは見たりはしたのか
「いや見てなかった、見てなかった。それは。しかしAIも1%から勝たせとるんやもんな。なあ。AIで85になって、すぐ1になるんやもんな。(形勢逆転した永瀬の)あれ1手でなあ」
-将棋はわざと見ないのか
「いや、そんなことないよ。そんなんパッと見たらわかるやんか。あの銀打ちはどないしてな、そらお前、あの銀打ちで、逃げたんがあれやろ、結局は。ちょっと下がったんが敗因や、みたいなわけやからなあ。下がったんが、1(%)が85(%)になったわけやからなあ。それは、ちょっと分からんけどな。そこまで一生懸命には見てないから」
-サスペンスは推理をしていくのが好き
「いや、もうサスペンスも見てるけどな。もう見終わった、何回も見てるからな。再放送の。もう、ほとんど見たやつばっかりや。だいたいもう分かるやん。最終的に」
-藤井くんの打ち筋とかは、昨日にかかわらず過去も見て
「いやいや、そんなん、そこまではわからん。そんなん、わからん。そら強いんやからな。オレらの分からん世界や。あのへんにいったら」
-まだ21歳という若さは
「まだ、だから、オフにあれやんか谷川(浩司)か、あれと対談したけど。25(歳)くらいまでは、もっと強なる言うよな。25て言っとったな。そこからは、維持するみたいなあれやな。そうらしいよ。将棋は。だからお前、歳行ってナンボ頑張っても、頭良うならんらしいで。25がピークとか言ってたなあ。そういえば。谷川名人が。そこからは維持らしいな」
-監督も脳を使って頭が大きくなったと
「そやろ。おーん。そら、絶対大きくなるよな」
-小さいころから監督も将棋を指してきたが、野球には生きるのか
「いやあ、そんなないよ」
-監督の好きな駒は
「オレは桂馬が好きやけどな」
-昨日も早めの桂馬の動きがあった
「でも、昔から桂馬の高飛び歩の餌食言うて。ほんまはなあ。前にしか行けへんのやから。結構、桂馬は武器になるよな」
-監督は過去に飛車よりも角の方が好きだともコメントを残しているが
「うん。まあ、そやな。飛車って詰め将棋でもあんまり最後にはならんやろ。なあ。飛車よりも詰め将棋ってあれやろ、角とか桂馬の方が多いやんか、なあ。何手詰めにしてもなあ。詰め将棋で持ち駒飛車ってあんまりないやろ。盤の上には飛車があるときはあるけど。あんま、詰め将棋で、ないで。詰め将棋って、なんか角と桂馬が多いような気するよな」
-先読みして、進路ふさぐんですかね
「なんかなあ」
-勝負手になりやすい駒
「そうやろなあ。なんか、よう俺もそこまで深くは分からんけど。まあ、な、あのへんなったら、そらお前、いろんななあ。何百手って話で振り返れるし。感想戦でもなあ。間違うやつ、おれへんもんなあ。よう覚えてるよなあ。1週間に2回くらい、将棋さしてんのになあ。間違えそうやけどな、感想戦は」
-将棋でも最近はAIを使ったり、野球でもデータ機器を使用するケースが増えている
「なあ。回転数とかな」
-うまく使うことが大事か
「準備の段階と思うけどな。あんな回転数とか、あんなんは、キャンプでなあ、例えば新しい球を試してみるとかな。そんなんで、どれくらいの回転数やから、ある程度甘くなってもファウルになるとかな。そんなんやろな。だから、準備の段階と思うけどな、データっていうのは、ああいう」
-試合に入ったら、データより生の
「そんなもん、もう、そんな考えとったら投げられへんからな、結局は。もう、感性やんかそら。試合なったらなあ」
-短期決戦では特に
「そうや、そんなもん考えてる間ないよ、そらなあ。そこもまあ、準備でな、やっとかなあかんけどな」
-昔は日本シリーズは2戦目重視で、1戦目は種をまくという言葉もあった。もう、今はそういう時代じゃないか
「あれは野村さんが言うたんやろ。2戦目、6戦目がなあっていうあれ。そんなん、どこもやってないやろ。1戦目やろ」
-初戦を取った方がやっぱり
「そうや、おーん。まあだから、昔は中4(日)とか投げとったけど、今はなあ、ずーっとほとんど中6(日)で通しとって、短期決戦なったからいうて、4とか5(日)に縮めるとかなあ、そうなるからな、今はな。それがどういう結果になるとかな、そんなんわからへんわな、やっぱりな」
-とりあえず、対戦相手が決まらないことには
「な、そうや、そういうことやん、結局」