ソフトバンク小久保裕紀2軍監督(52)に来季の監督就任要請があったことが18日、分かった。
前日17日に球団幹部が宮崎のチーム宿舎に訪れ、みやざきフェニックス・リーグで指揮を執っている小久保2軍監督と交渉を行った模様。監督就任は決定的で、近日中にも正式発表される。小久保ホークスの誕生は秒読み段階となった。
小久保2軍監督は常勝軍団の再建と若手育成を託されることになる。その第一段階として球団はこの日、秋季キャンプを投手・野手で分離して行うと発表した。投手は2軍本拠地のタマスタ筑後、野手は宮崎で行う。1軍の主力と4軍の若鷹が同じ場所で鍛錬を積むというわけだ。永井育成本部長は「選手の意識も変わってくると思う。このオフを来シーズンにどうつなげるかという意味でいいチャレンジ。秋のキャンプ単体というより、オフシーズン全体を考えた取り組みになる」と説明した。
90年代の春、田淵ダイエー時代には投手だけがハワイ島で約2週間キャンプし、その後高知で全体キャンプに合流する例はあった。しかし今回のようにキャンプ全体を通して完全分離するのは球団として初の試みになる。17日に小久保2軍監督は「球団がずっと分析しているので、それに沿って個別のメニューをやる方向になっている。僕はミーティングに入っていないけど、普段の秋のキャンプとは違う形になる」と言及しており、球団の新たな方針に対応する姿勢を見せていた。小久保ホークスの船出は育成改革から始まることになりそうだ。【只松憲】