【広島】新井監督の1年目が終わる「タイガース強いな」3戦すべて接戦も、1勝もできず敗退

阪神対広島 阪神に敗れ甲子園球場のファンにあいさつする新井監督と広島ナイン(撮影・加藤哉)

<セ・CSファイナルステージ:阪神4-2広島>◇第3戦◇20日◇甲子園

広島の祭りは、静かに終わりを告げた。歓喜の六甲おろしが鳴り響く中、新井貴浩監督(46)は1勝も挙げることなく、甲子園を後にすることとなった。4回に3試合連続となる先制点を奪い、1-2から同点に追いつく粘りも見せた。だが6回、7回に失点。セ界王者の壁は高かった。

新井監督 みんな最後まで諦めずに戦ってくれて、3試合ともいい試合だったと思うと同時に、タイガース強いなと。

受け入れざるを得ない結果だった。前日までの2敗はいずれもミスが流れを変え、この日はすべての失点に四球が絡んだ。投手陣は3試合を通して阪神中心打者と互角に渡り合い、2試合続けて勝ちパターンを投入する展開に持ち込んだ。だが、勝ち切ることはできなかった。

4年連続Bクラスだったチームを新人監督として2位に導き、CSではファーストステージを連勝で突破した。来季の続投が決まっている新井監督は「若い選手たちも成長してくれたと思う。開幕時点のチームの力と、現時点のチームの力は全然成長していると思う」と胸を張った。だが、日本シリーズ出場を果たせず「(チームを)預かる者として、勝てなかったのは悔いがある」とも口にした。シーズンでの収穫と課題、そしてCSで感じた悔しさが、新井カープ2年目の糧となる。【前原淳】

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