【ロッテ】13年ぶり日本シリーズ出場の夢ついえる 先発種市篤暉が3回降板、打線も沈黙で完敗

オリックス対ロッテ 試合後、ファンにあいさつした後、引き揚げる佐々木朗(中央)に声をかける吉井監督(右)(撮影・狩俣裕三)

<パ・CSファイナルステージ:オリックス3-2ロッテ>◇第4戦◇21日◇京セラドーム

ロッテの13年ぶり日本シリーズ出場はついえた。オリックス先発宮城の前に得点を奪えず、序盤から主導権を握られた。

初回の先制パンチが痛かった。先発の種市篤暉投手(25)が2番西野に四球を出し、3番森に右翼席へ先制2ランを許した。3回2安打2失点で降板し「ここ数試合、中継ぎ陣の登板が多くて苦しい中で、3イニングしか投げることが出来ず申し訳ないです。負けられない試合で先に向こうに流れを渡してしまったことも反省点です」と悔やんだ。

打線は宮城の前に6回4安打で無得点に封じられた。宮城が降りた直後、森遼太朗投手(24)が6回1死三塁で杉本に左翼フェンス直撃の適時打を打たれ、3点目を献上した。

3点を追う8回先頭で藤原恭大外野手(23)がオリックス3番手山崎颯から右翼席にソロ本塁打。9回にはポランコのソロで1点差としたが、逆転するまでには至らなかった。