明大が最終戦白星で飾る ドラフト候補蒔田稔が防御率0・68でトップに 村田、石原も好投

明大対法大 8回裏法大2死、浜岡を空振り三振にし、グラブをたたく蒔田(撮影・宮地輝)

<東京6大学野球:明大4-2法大>◇第7週最終日◇23◇神宮

明大が、逆転勝ちで最終戦を白星で飾った。2勝1敗とし、勝ち点を4に伸ばしてシーズンを終えた。

3番手で2回を無安打無失点に抑えた蒔田稔投手(4年=九州学院)は、規定投球回数に達し防御率0・68でトップに立った。緊張から、こわばった表情でマウンドへ。普段は長袖のアンダーシャツを着ているが、“半袖王子”として今秋好投した法大・塙雄裕投手(4年=常総学院)の影響もあり、変更。明大で最優秀防御率を獲得したことのある西嶋一記投手コーチ(34)から譲り受けたノースリーブのアンダーシャツを着用して登板した。「(防御率を)意識しかしていなくて、力みまくりました。フォームとかではなく、もう気持ちで投げました」と笑顔で明かした。

3日後にドラフト会議を控え、ドラフト候補たちが意地を見せた。

先発した右腕、村田賢一投手(4年=春日部共栄)は5回を被安打4の2失点(自責1)に抑えて試合の流れをつくった。「蒔田の防御率がかかっていたので、つなぐような投球を考えていました」と同期の記録を見事にお膳立て。最後は、左腕、石原勇輝投手(4年=広陵)が1回を無失点に抑えて締めた。

試合後には、菅原謙伸捕手(4年=花咲徳栄)ら、号泣する選手たちも。4連覇は達成できなかったが、田中武宏監督(62)は「ユニホームを着ていた選手だけでなく、着ていない選手たちにも感謝です。素晴らしい4年生でした」と話した。