オリックス杉本裕太郎「北斗の拳」パワーで日本S!負傷の左足首「トキに治してもらっています」

10月13日、ソフトバンク戦で勝ち越し本塁打を放ち昇天ポーズを見せたオリックス杉本

「北斗の拳」パワーで日本シリーズ出場!? オリックスは23日、阪神との日本シリーズ(28日開幕、京セラドーム大阪)に向けて全体練習を行った。21日のCSファイナルステージ第4戦で左足首を痛めた杉本裕太郎外野手(32)は、別メニュー調整を実施。「今、トキに治してもらっています」と大好きな漫画「北斗の拳」に登場するキャラクターの名前を出しながら、日本シリーズへ間に合わせる意気込みを示した。

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「北斗の拳」パワーで日本シリーズ間に合わせる!? オリックスは23日、阪神との日本シリーズ(28日開幕)に向けて全体練習を実施。21日のCSファイナルステージ第4戦で負傷交代した杉本裕太郎外野手(32)は、グラウンドには姿を見せず室内で調整した模様。帰り際に「もう大丈夫です。もう治ったっす」と気合の表情をのぞかせた。

杉本は第4戦の8回に、遊ゴロを放って走り出した際に左足首を痛めて途中交代。同戦後は松葉づえをついて球場を後にしたが、この日は自力で歩いて車に乗り込んだ。日本シリーズへと問われると「はい。今、トキに治してもらっています。トキに秘孔突いてもらっています」とにやり。ユーモアたっぷりの返答で笑わせた。

「トキ」は自身の愛称になった「ラオウ」が登場する、人気漫画「北斗の拳」のキャラクター。ラオウの弟にあたる存在で、北斗神拳を用いた治療で人々を救ってきた。漫画内では対立する立場だが、ラオウ杉本の窮地は助けてくれるかもしれない?

ロッテとの戦いでは、今年も「CS男」ぶりを存分に発揮した。全4戦で安打を放つなど14打数6安打3打点、打率4割2分9厘。18日の第1戦ではお立ち台にも上がり、2年ぶりのMVPも手に入れた。“主役”となった杉本が不在となれば、2年連続日本一への戦いに不安が残る。さまざまな力も借りて、ラオウが日本シリーズ出場を目指す。【磯綾乃】

 

◆杉本の日本シリーズ 21年は<3>戦で同点2ラン、<5>戦でも同点打を放ち、24打数7安打の打率2割9分2厘。22年は打率2割3分1厘ながら<4>戦で1-0打、王手をかけた<6>戦でも先制打を放って2V打をマーク。2年連続で肩書付きの殊勲安打を2本記録する勝負強さを見せ、21年は優秀選手、22年はMVPに選ばれた。