【侍ジャパン】日本ハム万波中正「考えてもなかった。驚きとうれしさ」“サポート侍”から飛躍

走塁練習を行う日本ハム万波(撮影・黒須亮)

“真の侍”として日の丸を背負う。日本ハム万波中正外野手(23)が24日、「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」(11月16日~19日、東京ドーム)の侍ジャパンメンバーに選出された。3月のWBC前にはサポートメンバーとして壮行試合に出場し、本塁打を放った。今度は正式メンバーとして、侍ジャパンを勝利に導く1発を放つ。

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正式メンバーとして、日の丸のユニホームに袖を通す。侍ジャパンメンバーに選出された万波は、「考えてもなかったことだったので、驚きとうれしさがある。打つこと、守ること両方でしっかり貢献したい」と喜んだ。この日は千葉・鎌ケ谷で秋季練習に参加し、フリー打撃では左翼席後方の高さ約20メートルの防球ネットを越える場外弾を連発。今季自己最多の25本塁打を放ったパワーを見せつけた。

3月のWBC前には、サポートメンバーとして壮行試合に出場し、同4日の中日戦では代打で打席に立ち中堅スタンドへ“侍1号”を放った。今度は真の国際舞台で、再現を狙う。

脳裏にある“侍”は、09年WBC決勝の韓国戦で延長10回に決勝打を放ったイチロー(現マリナーズ球団会長付特別補佐兼インストラクター)だ。万波は当時8歳で初めて国際大会をテレビ観戦した。「苦しみながらイチローさんがタイムリーを打った。まず国際試合で、僕の中で最初に出てくる」と今でも鮮明に記憶している。

今大会は24歳以下、もしくは入団3年目以内の選手が出場対象。今後のWBCや五輪などのトップ代表入りへアピールする。3月にはWBCの空気を少しだけ味わい「やっぱり後々は、そういうところに選ばれる選手に。先輩方に食い込んでいけるように頑張りたい」と将来の野球界を背負う決意。巡ってきたチャンスを、無駄にはしない。【黒須亮】

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