<プロ野球ドラフト会議>◇26日
上田西(長野)の横山聖哉内野手(3年)がオリックスから単独1位指名を受けた。リーグ3連覇を果たしたチームからの指名に「1位で呼ばれるとは思っていなかった。投打で日本球界を引っ張っているチームだと思う」と話した。
ドラフト会議開始からわずか10分の決着だった。チームメートと室内練習場で指名を待った。1位指名はないと油断していたその瞬間、「オリックス…横山聖哉」と名前が。驚きと共に、歓喜で涙する仲間を見て横山も感極まった。その後、会見場には目を潤ませながら入場した。
だが多くの報道陣を前に次第に表情は表情は硬くなった。緊張からか球団名を「バッファローズ」と連呼してしまうアクシデントが発生。記者から突っ込みを受けると「緊張していました…ありがとうございます」とにこやかな表情を見せた。目標を聞かれると「1年でも早く1軍でプレーして、ゴールデングラブ賞をとって、侍ジャパンに選ばれるような選手になりたい」と力強く抱負を語った。
万感の思いでプロの舞台に挑む。横山は長野県上田市出身。地元・上田西のグラウンドで、チームメートから胴上げを受け、3度宙を舞った。3年間仲間と苦楽をともにしたグラウンドで祝福を受け「ここで一番試合をしたし、ここで一番ホームランを打ってきた。西高じゃなければプロに行けてたかわからなかった。環境に恵まれて良かったです」と一言一言かみしめるように感謝を口にした。上田市から世界へ。まずは猛牛戦士の仲間入りを果たし、いずれは日本をしょって立つつもりだ。【黒須亮】