【ドラフト】ヤクルト4位常葉大菊川・鈴木叶「新人合同自主トレまでにしっかり体を作って」

チームメートに担がれ、ガッツポーズの常葉大菊川・鈴木

<プロ野球ドラフト会議>◇26日

プロ野球ドラフト会議が26日に都内で行われ、常葉大菊川高の鈴木叶捕手(3年)が、ヤクルトから4位で指名された。菊川市内の同校グラウンドで吉報を受け、決意を新たにした。

日大国際関係の杉田健投手(4年)は広島育成1位、静岡大の佐藤啓介内野手(4年)も同2位で夢のプロ入りを決めた。また県関連では、静清高出の石田裕太郎投手(中大4年)がDeNA、磐田市出身の赤塚健利投手(中京学院大4年)が広島から、それぞれ5位指名。東海大静岡翔洋高出の奥村光一外野手(23=BC群馬)が、西武育成6位で指名を受けた。

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常葉大菊川高の鈴木が、夢の扉を開いた。午後6時30分。ヤクルト4位で自身の名前が呼ばれた。石岡諒哉監督(34)、両親と中継を見守っていた別室から会見場へ。集まったチームメートと保護者の歓声に迎えられた強肩強打の捕手は、喜びと決意を口にした。

「評価していただいて、素直にうれしいという気持ちが1番強い。武器の二塁送球と広角に打てる打撃をアピールして、早く1軍で活躍できる選手を目指して頑張っていきたい」

同校から直接のプロ入りは、昨年、日本ハムから4位指名を受けた安西叶翔(かなと)投手(18)に続き2年連続となった。

ヤクルトには、WBC優勝を果たした侍ジャパンの中村悠平捕手(33)らが在籍。鈴木は「言い切れないほど課題はある。素晴らしい捕手がたくさんいるヤクルトで少しでも良い部分を吸収して、自分の物にしたい」と目を輝かせた。

今夏の選手権静岡大会直前に負傷した左手首も順調に回復。11月からは、ボールを使った練習も徐々に再開していくという。鈴木は「まだ体の線も細い。新人合同自主トレまでに、しっかり体を作っていきたい」と話した。夢が現実となったプロの世界に向け、準備を進めていく。【前田和哉】