【データ】阪神、日本S敵地勝利は85年以来 日本一決めた西武第6戦、長崎啓二が満塁本塁打

1985年日本シリーズ第6戦 西武対阪神 初回に日本一を呼ぶ満塁本塁打を放ち両手を広げて凱旋する長崎啓二

<日本シリーズ:オリックス0-8阪神>◇第1戦◇28日◇京セラドーム大阪

阪神が快勝で白星発進を決めた。投打がかみ合い、日本シリーズでは敵地で9連敗と苦戦が続いていたが、日本一を決めた85年11月2日の西武球場(現ベルーナドーム)以来、1万3874日ぶりの敵地勝利を飾った。

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▼阪神が、日本シリーズにおける敵地での連敗を9で止めた。ビジターでの白星は、日本一を決めた85年11月2日西武<6>戦以来、38年ぶり。この試合では初回に長崎啓二が満塁本塁打を放ち、ゲイルが完投勝利を飾って日本一に花を添えた。以後03年福岡ドーム(対ダイエー)4試合、05年千葉マリン(対ロッテ)2試合、14年ヤフオクドーム(対ソフトバンク)3試合で全敗していた。阪神がこの試合に負けていたら、西武が94年巨人第<2>戦~02年巨人第<2>戦にマークした、敵地10連敗のワースト記録に並ぶところだった。

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