【巨人】阿部監督が新体制カラー発揮「メリハリつけて」ランチタイム1時間弱は二岡コーチの提案

贈呈された伊勢エビを両手に持ちながら笑顔の巨人阿部新監督

巨人阿部慎之助新監督(44)が、縦横無尽に初日から動き回った。宮崎秋季キャンプがスタートした1日、まず円陣で呼びかけた。

「クタクタになるまでやってください。すべて自分のため、個人の技術向上、それだけを頭に入れて何か1つでも2つでもうまくなって終えてください」と今キャンプの狙いを訓示に込めると、対話の連続だった。

ブルペンで投球を見届け、ルシアーノやラモス、吉村ら育成投手に声を掛けた。18歳でメジャーデビューしたルシアーノには2種類のカウント球を持つようにリクエスト。来季支配下昇格を見据え、具体的な助言をすることで実戦を強く意識させた。一方でブルペンでの投球内容は度外視。「ブルペンエースっていっぱい見てきたので。試合で投げてなんぼ。あそこではいっさい評価しない」と独自の感性で見極める。

打撃練習では今季、本来の力を出し切れなかった吉川に直接指導。計30分に及び実演を交えて声をかけ続けた。練習前、キャンプ“初仕事”の伊勢エビつかみでは、イキの良すぎる贈呈品に向かって「ごめんな、食べちゃうけど」。伊勢エビにも話しかけた。

午前と午後の間には1時間弱のランチタイムを設置するなど、随所で新体制カラーを発揮。二岡ヘッド兼打撃コーチからの提案を受け採用した。「ちゃんと食事をとらせて休息を与えてメリハリつけてやろうとなった」。打撃練習の合間には自らバットを振り柵越えを披露。動き回った初日、新指揮官自らクタクタになりながらスタートを切った。【栗田成芳】

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