【阪神】前川右京に「鉄人化指令」岡田監督「そら戦力なる」プチブレークも体調不良で離脱

前川(右)のティー打撃を見る岡田監督(撮影・加藤哉)

右京よ、強い体を手に入れろ! 阪神前川右京外野手(20)が13日、岡田監督から「鉄人化指令」を受けた。高知・安芸での秋季キャンプ第3クール最終日。指揮官が見守る前で行ったフリー打撃で、75スイング中7本の柵越えを放つなどパワフルな打撃を披露した。

高卒2年目だが、その力は岡田監督も認めるところ。6月6日楽天戦のプロ初安打を手始めに、翌7日には楽天田中将から2安打。一時は3番も任され、6月の月間打率は3割5分8厘をマークした。指揮官は来季へ向け「そら戦力なる」とした一方、「元気やったら」と条件をつけた。

今春は1軍キャンプが決まっていたが、直前の左上肢のコンディショニング不良で2軍発進となった。5月末の交流戦から初昇格したが8月2日に体調不良で離脱。その後は打撃の不調もあり、1軍戦力になることはなかった。1年目の昨季も上半身のコンディション不良で長期離脱。いかに良好な隊長を保てるかが、最大の課題になっている。

指揮官が求めるのはシーズンを完走できる戦闘ボディーだ。「けっこう、ええ時にけがとか体調不良とかになるからな。本当のレギュラーポジションを取れへんよな、1年間フルで活躍するには自分の管理しかないから」。誰よりも自覚しているのは前川自身だ。「本当に一番しょうもないんで、それはもう本当に来年、なくせるように」。力強く故障離脱ゼロを誓った。

ベスト体重は87キロ~88キロだが、離脱で83キロほどまで落ちたという。「体の管理だったり体重管理とか、安定して進めたい」。食事、トレーニングを充実させ、プロ3年目は1軍で戦い抜く意気込みだ。【中野椋】