【西武】山川穂高が決めたのは「公式戦無期限出場停止処分中」という異例の立場でのFA権行使

山川穂高(2023年10月撮影)

西武山川穂高内野手(31)の国内FA権の行使は、14日午後6時52分に発表された。行使表明の期限日の、最後の最後。「今回、FA宣言をさせていただくことを決断致しました」から始まる746文字のコメントが発表された。

権利行使の可能性は、今季開幕前から球団内外が察していた。自身の不祥事で決断の重みが増した。「皆さまに多大なる不快な気持ち、不信感を生んでしまった一連の出来事」と表現。「野球から離れることだけではなく、社会から離れることまでも考えました」と気持ちをつづった。

その上で決めた。

「ライオンズ以外の球団の考えを聞いた上で残留か移籍の判断をさせていただくことは、新たな野球人生へと歩ませていただきたいという私の一方的な願い、自分本位な意思のように聞こえてしまうであろうことも重々承知しております」

宣言残留ありきではない。減額かつ単年契約提示の西武を選ぶか、新たな場か。飯田本部長は「(今後の)話し合いはその機会があれば」と言葉を丁寧に選んだ。「公式戦無期限出場停止処分中」という異例の立場でのFA権行使。熟考の末、それが山川の答えだった。【金子真仁】

【関連記事】西武ニュース一覧