ソフトバンク和田毅投手(42)が12日、今年の漢字を問われ「老」と表現した。ペイペイドームでの練習後、「1年1年、老いてます。老いるの『老』じゃないですか」とつぶやいた。ただ今季は老いを感じさせなかった。21試合の登板でチーム2位の8勝を挙げ、7年ぶりに100投球回に到達。91年今井雄太郎の球団最年長勝利記録を32年ぶりに更新している。
43歳で迎える来季。新任の小久保監督からはチーム最多10勝の有原とともにすでに先発ローテーション入りを確約された。新監督とは現チームでは最も長くプレーした間柄。「来年に向けて準備することは変わりませんけど、責任感は大きい」と語っており、やるべきことは理解している。オフは例年通り長崎で自主トレを行い、板東とリチャード、ロッテ小島らを「和田塾」に受け入れる。坂道ダッシュ、ランニングなど過酷で知られるメニューを若手とこなし、春季キャンプ、開幕に備えていく。
プロ22年目の目標には「2桁勝利」を掲げる。40歳以上の左腕が2桁勝利ならリーグ初となる。老いにも負けず、不惑のサウスポーはまだまだ最前線で投げ続けていく。【佐藤究】