【阪神】現役ドラフトでオリックスから移籍の漆原大晟「やることは変わらない。中継ぎで勝負」

オリックス漆原大晟(2023年11月28日撮影)

現役ドラフトでオリックスから阪神へ移籍が決まった漆原大晟投手(27)が13日、大阪市内で取材に応じて前向きな思いを語った。リーグ優勝球団間の移籍。ハイレベルな中継ぎ争いに挑戦する。

移籍が決まり、5日が経過。すでに気持ちは切り替わっていた。「チームは変わったけど、やることは変わらない。来年に向けては、僕自身いい感覚をシーズン後半につかめていたので前向きな気持ちだった。驚きもありましたけど、素直に受け止めて今はもう来年阪神で頑張ろうという気持ち。新たに一から頑張ろうという気持ちでいっぱい」。

オリックスには18年育成ドラフト1位で入団。19年にはウエスタン・リーグで23セーブを挙げ最多セーブを獲得。在籍5年間で1軍戦72試合に登板しすべてリリーフだった。21年にはプロ初勝利を挙げるなど、キャリアハイの34試合登板でリーグ制覇にも貢献した。

阪神でも強力ブルペン陣に割って入る覚悟だ。「ずっと中継ぎでやらせてもらっていたので、そこで勝負できたらいいなと思います」。その中でライバルになる桐敷は新潟医療福祉大時代の3歳後輩で、移籍決定後にも電話を入れた。「僕が追いかける立場。少しでも近づけるというか争いに加われたらなと思うので頑張りたい」と負けるつもりはない。

岡田監督も好評価の力強い直球はシーズンからレベルアップを実感。「フェニックスと秋のキャンプでだいぶいい感覚を手に入れた。継続して2月のキャンプに入っていけたら」と右腕は今後を見据えた。

古巣とは日本シリーズでの対戦を望んだ。「オリックスには感謝しかない。阪神でもしっかりやってるぞとアピールできればいい。チームメートと対戦できるのを楽しみに頑張りたい」。日本最高峰の舞台での恩返しを誓った。【林亮佑】

◆漆原大晟(うるしはら・たいせい)1996年(平8)9月10日生まれ、新潟県出身。新潟明訓では1年夏に甲子園出場(登板なし)。新潟医療福祉大から18年育成ドラフト1位でオリックス入団。1年目から2軍でセーブ王となり、20年2月に支配下選手登録。同年8月23日西武戦で1軍デビューし、初登板で初セーブ。23年12月の現役ドラフトでオリックスから阪神に移籍。通算72試合登板、2勝2敗4セーブ10ホールド、防御率3・14。182センチ、85キロ。右投げ左打ち。

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