【ソフトバンク】和田毅がドラ1前田悠伍に「40歳まで第一線でやってほしい」後継者として期待

トークショーを行うソフトバンク和田(撮影・岩下翔太)

ソフトバンク和田毅投手(42)が17日、ドラフト1位左腕の大阪桐蔭・前田悠伍投手(18)に「ポスト和田」の期待を寄せた。福岡市内でファイテン社のトークショーに出演。最速148キロを誇る高校NO・1投手に、「40歳まで第一線でやってほしい」と後継者としての活躍を願った。

球団は前田悠に千賀滉大がつけていた「41」を与えるなど、エース化計画を進める。和田も同じ左腕で身長と体重もほぼ一緒の後輩に注目。高校生離れした立ち振る舞いやテレビなどで見る言葉遣いに「18歳とは思えない。素晴らしい」と舌を巻き、請われれば長寿の秘訣も伝える構えだ。「本人が長く野球をやりたいと言っているようなので、けがなく長くやってほしい」。チーム最年長の大ベテランは、同最年少で25学年下になる後輩ドラ1との初対面が待ち遠しいようだ。

20年前の03年、当時22歳だった和田はルーキーイヤーに14勝を記録して新人王に輝いた。高卒と大卒の違いはあるが「自分の信念や軸になるものを見つけてほしい。人それぞれだけど、自分の場合はランニングだった」と金言を送った。前田悠は名門の大阪桐蔭で甲子園に3度出場。U18W杯でもエースとして世界一に貢献した。「高校であれだけの結果を出している。最初は何かを変える必要はないんじゃないかな。まずは自分がやってきたことを表現してもらえたら」と自分流継続のススメも説いた。

楽しみなルーキーを語る一方で、和田も進化をやめない。今季は10勝の有原に次ぐ8勝を挙げ、小久保監督が24年の開幕ローテーション入りを明言。だが、危機感を持ってオフの鍛錬に取り組んでいる。「それは最初だけ。1年間保証されているわけではないのでね。ダメだったらすぐに外されるし、良ければ投げさせてもらえる」。来季はプロ22年目の43歳シーズン。「2月(のキャンプ)から競争している気持ちで」。金の卵の新加入も励みに、鷹投を引っ張る。【只松憲】

◆前田悠伍(まえだ・ゆうご)2005年(平17)8月4日生まれ、滋賀・長浜市出身。小学6年時にオリックスジュニア選出。高月中では湖北ボーイズに所属し、1年時にU12日本代表でカル・リプケン世界少年大会で優勝。大阪桐蔭では1年秋からベンチ入り。昨秋の神宮大会では大会初の連覇に貢献した。甲子園は春夏3度出場し、昨春優勝、昨夏8強、今春4強。今夏は大阪大会決勝で履正社に敗れた。180センチ、80キロ。左投げ左打ち。

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