【ソフトバンク】小久保監督、山川穂高にも「美しい野球」求める「打った後走るのは選手の義務」

子どもたちに指導する小久保監督

24年の第1声は山川へのゲキ! ソフトバンク小久保裕紀監督(52)が8日、西武からFA移籍したした山川穂高内野手(32)について初めて言及した。大分・臼杵市内で行われた野球教室に参加。本塁打王3回を誇る4番候補だが「与えるわけじゃない」と開幕スタメンを争う1人との位置づけを明かした。野球教室では約80人の少年、少女たちに4年ぶりのリーグ優勝奪回を誓った。

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通算218本塁打で過去に3度の本塁打王と1度の打点王。4番候補の右の大砲の山川がFAで加入したが、新生小久保ホークスでは特別待遇はない。大分・臼杵市で野球教室に参加した小久保監督が山川について初めて言及した。

「もうポジション的にはファーストになるでしょうし、ファーストでしっかり勝負できる体をつくってキャンプインというのが条件。競争する立場? もちろん。与えるわけじゃない」

新監督に就任し、主砲柳田と昨季の2冠王、近藤のレギュラーは明言済み。24年の第一声でも改めて「言っている通り、柳田と近藤だけです」と明かし、山川もレギュラーを確約せず、開幕スタメンを争う立場にいるとの方針を明かした。球団が獲得を発表した昨年の12月19日に電話で直接会話。宮崎キャンプ恒例の400メートル走についても「『準備してこい』と言いました。75秒以内。例外なく」と他のナインと同様のノルマを伝えたという。

山川は昨年、女性問題による不祥事で世間を騒がせた。小久保監督は「これから(山川が)ホークスで新たに歩む思いは、僕ら球団も含めてファンにも伝えていかないといけない。入ったからには全力でサポートします」と約束。だがその過程では例外なく「美しい野球」を求めていく。

「もちろん長打はありますけど、やっぱりホークスの一員としてやっていく中で、主力が当たり前のことを当たり前にやることが最低義務。それは分かっていると思いますけどね。当然打った後に走るのは選手の義務なので。それも含めて、若い選手の手本になるように」

この日の野球教室は約80人の少年、少女が参加。指揮官は主に打撃指導を行い、身ぶり手ぶりで子どもたちにレクチャーした。締めのあいさつでは「3年優勝から遠ざかっています。なんとか4年ぶりの優勝を勝ち取るべく、隣の佐伯市で自主トレをしている柳田悠岐を中心に、一丸となって再び優勝できるように頑張ります」と新年の誓いを立てた。山川を含め、チーム全員が「美しい野球」で再び頂点へ。新指揮官の24年がスタートした。【只松憲】

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