【ソフトバンク】ドラ1前田悠伍、理想の形は「力感なく150キロ」和田毅流直球で1軍デビューだ

新人合同自主トレ初日を終え、笑顔で取材を受ける前田悠(撮影・岩下翔太)

和田流で一流へ。ソフトバンクの新人合同自主トレが9日、福岡・筑後市のファーム施設でスタートした。

高校NO・1左腕のドラフト1位、前田悠伍投手(18=大阪桐蔭)が披露したキャッチボールに視察した球団フロント陣がくぎ付け。力感のないフォームで最速150キロを目指し、通算1883奪三振を誇る大先輩左腕、和田毅投手(42)ばりのストレートを磨く。

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前田悠は黙々と左腕を振った。プロ初練習となった新人合同自主トレ初日のキャッチボール。1球おきに体重移動を確認しながら、ブルペン投球のような真剣モード。大阪桐蔭の西谷監督から「いい選手はキャッチボールを見たらすぐに分かる」との教えを受け、ただの肩慣らしとは位置づけていない。「自分の癖も直せるので。あらためて大事だなと」。そんな最速148キロ左腕の希望は、大先輩和田とのキャッチボールだった。

「和田選手とキャッチボールをしてみたいです。何が違うのかを肌で感じたい。キレもすごいですし、力感のないフォームで150キロ近いボールを投げているので」

和田は最速149キロながら、歴代31位の通算1883奪三振。現役左腕では最多のドクターKだ。前田悠は「目指しているのは力感なく150キロ。それが理想の形。いいところは全部盗みたいと思っています」。大ベテランは現在、長崎で自主トレ中。1月後半や2月の春季キャンプで“初コンビ”を組むチャンスを狙っている。

前田悠の投球に球団フロント陣はくぎ付けだった。特に三笠GMは「いいボール投げるねぇ~」とニンマリ顔でうなずき、未来のエース候補にロマンを感じていた。本人は「まだ6~7割ぐらい」と余力を残していたが、新人合同自主トレの初日から高校NO・1のポテンシャルを存分に披露した。

小久保監督は高卒1年目から1軍デビューの可能性も示唆している。高校NO・1左腕が和田流のストレートを磨き、一流を目指す。【只松憲】

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