【ソフトバンク】大関友久10キロ超の増量成功で102キロ大台に「2ケタ勝利を」フル回転誓う

鏡に向かってシャドーピッチングを行う大関

ソフトバンク大関友久投手(26)が10日、福岡・筑後市にあるファーム施設で自主トレを開始した。

筋力強化の成果で、体重が102キロの大台に到達したことを明かし、今季は先発ローテーションでフル回転することを誓った。背番号47に変更した左腕が増量ボディーで力強くエースの道を歩く。

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体重100キロ超に増量した大関が24年シーズンに向け、始動した。「今、体重は102キロです。105キロまで増やそうと思ったけど、脂肪が増えるのをちょっと抑えようと思って102キロくらいを維持してやっていきたい」。昨オフからほぼ無休で筋トレに励んできた。約10キロ超のビルドアップに成功し、5年目のシーズンに挑む。

昨年は開幕投手の大役を務めながら、シーズン中の体調不良もあって5勝(7敗)に終わった。2ケタ以上の勝ち星を目指し、フル回転を誓ったものの、焦りがあったのも事実。体調不良後は球速も落ち、投球にも苦しんだ。「しっかり自分を評価して、今年は規定投球回数と2ケタ勝利を達成したい」。シーズンを通して先発ローテを守り抜くために昨シーズン後から筋トレを中心に肉体強化に励んできた。

今季から左腕のエースナンバーでもある背番号「47」を背負う。昨年暮れに新背番号を公表すると「父親から(ホークスOBの)杉内投手のようになれ」と言われた言葉を思い出し「縁を感じます。(杉内のように)試合に勝つ投手になりたい」と気持ちを高めた。発奮材料はまだある。契約交渉の席では球団フロントに将来的なメジャー移籍希望を伝えた。12月には米ニューヨークに一人旅。憧れのヤンキースタジアムに足を運んで、今季以降の活躍を誓った。

すでに遠投を行い、今月中旬以降にブルペン投球に入る予定。「すべてにレベルアップしたい」。大関が重量級のボディーで左腕エースへ照準を定めた。【佐竹英治】

【23年の大関友久】

◆開幕 3月31日のロッテ戦(ペイペイドーム)で初の開幕投手を担い、7回2安打無失点。育成出身の左腕では史上初となる開幕戦の勝利投手に輝いた。

◆完封 5月9日の日本ハム戦(熊本・リブワーク藤崎台)で今季初完封。自己最多13奪三振を記録した。同時にサヨナラ勝ちで1安打完封勝利は、球団では61年スタンカ以来62年ぶりという珍しい記録だった。

◆離脱 6月6日、体調不良により特例2023で出場選手登録を抹消。同9日から福岡・筑後市のファーム施設に合流した。

◆復帰 6月29日の楽天戦(ペイペイドーム)で1軍復帰。5回途中2失点で勝敗はつかなかった。同試合を含めてその後7試合で勝利なし。23年のレギュラーシーズン最終登板だった10月2日の楽天戦(ペイペイドーム)で離脱後初勝利。17試合に登板し、5勝7敗、防御率2・92。

◆更改 契約交渉では1000万円増の年俸5500万円でサイン。背番号を工藤公康や杉内俊哉ら球団の歴代左腕エースが背負った背番号47に変更した。

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