【阪神】中野拓夢が変則トリプルスリー狙う 4年ぶり30盗塁&2つの「3」に「可能性ある」

自主トレを公開し明るい表情を見せる中野(撮影・加藤哉)

阪神中野拓夢内野手(27)が打率3割3分、30盗塁の変則トリプルスリーを見据えた。12日、愛知県岡崎市で自主トレを公開。毎年の目標である30盗塁はもちろん、バットでも高いハードルを設定した。

古巣・三菱自動車岡崎の活気ある練習を横目に、1人黙々と汗を流した。あらためて「首位打者」と目標を色紙にしたためた上で、具体的な数字を口にした。「何とか3割をクリアして3割3分以上で(タイトルを)取りたい。昨年(DeNA)宮崎さんが3割2分6厘だったので上回りたい。高い目標で自分に重圧をかけながら達成できればと思っています」。

自身最高は昨年の2割8分5厘。届きそうで届かない3割ラインに「難しさを感じた」。3割を切った6月以降も大失速しなかったのはさすがだが、実は夏場にベスト体重の約70キロから2~3キロ減り、下半身の粘りが利かなくなっていた。「夏場に体力が落ちないよう、冬にしかできないトレーニングや、体の芯の強さを意識してやっていきたい」。開幕まで入念なウエートトレを積み、武器である瞬発力も落とさないようメニューを工夫。体力的な波をなくすことを重視する。

セの首位打者で3割3分以上なら19年の広島鈴木誠也以来。阪神では球団最後の首位打者でもある14年マートン以来となる。中野は今季も「2番」起用が予想される。進塁打など制約が多いだけに打撃タイトルは簡単ではない。それでも「全然、3割3分を打てる可能性はあると思っています」と譲らなかった。

昨年は最多安打&ゴールデングラブ賞でも、ベストナインはDeNA牧に譲った。広島菊池、ヤクルト山田ら二塁部門はハイレベル。「首位打者を取れば近づくかなと思っている」。名実ともに球界最強の二塁手の称号を狙いにいく。【柏原誠】

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