【侍ジャパン】井端弘和監督が荒木雅博氏と「アライバ」で野球教室 カドゾノに次ぐ新コンビ期待

野球教室で指導する侍ジャパン井端監督(中央)と元中日荒木氏(奥右)

あの名コンビが“復活”した。侍ジャパン井端弘和監督(48)が14日、名古屋市内で野球教室に参加。かつて中日時代に二遊間を組み「アライバ」と呼ばれた荒木雅博氏(46)とともに小学生を指導した。最後は井端監督がノックを打ち、荒木氏が守備を披露。井端監督は「またいつかどっかで一緒にできたらいいかなと思います」と将来的な再結成を口にした。

つかず離れずの、絶妙な距離感が、名二遊間を物語っているようだった。年に1度、食事をする仲で、グラウンドに立てば、あうんの呼吸で打球をさばき切る。井端監督は荒木氏をこう表現する。「体のどこかの一部。野球道具のグラブ、バットの中のアイテムかな」。そう聞いた荒木氏は「左腕くらいになっていますかね」。コンビで6年連続ゴールデングラブ賞を獲得した2人は、押し引きも絶妙。全盛期を知る子どもらの親世代が、必死にスマホ画面にその姿を収めた。

井端監督のコンビ論はこう。「コンビに必要なのはどっちかが引くこと。簡単に言えば、自分が自由にやるのか、相手がそれに付いてくるのか。どっちかがやらせてあげると、うまくいくのかなと」。侍ジャパンでは、昨年11月の「アジアプロ野球チャンピオンシップ」で巨人門脇と広島小園が「カドゾノ」として台頭。今年11月の「プレミア12」を見据え「どんどん若い選手が出て、長く君臨することで、侍ジャパン、日本の野球の発展につながる。彼らに限らずどんどん若い選手が出て、長く代表をやってほしい」と次なる名コンビ誕生を期待した。【栗田成芳】

◆侍ジャパンの二遊間 WBCと五輪本大会で「アライバ」が組むことはなかった。08年北京五輪では荒木氏が、13年WBCでは井端監督がメンバーに選出されるも、“相方”が不在。主な歴代二遊間は、WBCでは06年西岡-川崎、09年岩村-中島、13年鳥谷-坂本、17年菊池-坂本で、21年に開催された東京五輪でも菊池-坂本。昨年3月のWBC決勝の米国戦は山田-源田コンビだった。