【女子野球】平成国際大女子硬式野球部が日本酒を仕込み 3年目を迎えた純米大吟醸「明軽」づくり

酒米の蒸し具合をチェックする平成国際大女子野球部の選手たち

平成国際大女子硬式野球部が1月31日、埼玉・加須市の蔵元「釜屋」にて、日本酒の仕込みを行った。

地元の酒米農家、寛延元年(1748年)創業の老舗蔵元と一緒に「明軽」というブランド名の純米大吟醸をつくり始めて、今年で3年目。昨年5月に田植え、同11月に稲刈りした山田錦を使い、1~3年生の19人が、朝7時半からおよそ3時間、仕込み作業を手伝った。

大きな釜で米を蒸し、蒸し上がったら手分けして冷やす。適度に温度を下げたあと醸造タンクに移し、木の棒でかき混ぜる。繊細な作業に最初は緊張気味の選手たちだったが、第13代蔵元で社長の小森順一さんが優しく指導し、楽しくにぎやかに酒造りの工程をこなしていった。

この取り組みの仕掛け人である濱本光治監督(68)は「1年生にとっては初めての体験。いろんな経験をして感性を磨くことは、野球にも人生にプラスになるはずです」と話した。

味の方も評価が高く、昨年製造した2年目の「明軽」は、「インターナショナルワインチャレンジ2023」(昨年4月、ロンドン)のSAKE部門でブロンズメダルを獲得している。

濱本監督は「金賞(ゴールドメダル)をもらうまでは続けたい」と話し、しばらくは野球と日本酒づくりの「二刀流」を継続していくつもりだ。