【阪神】佐藤輝明1番出撃「頑張ります」11日の紅白戦で門別啓人との直球勝負受けて立つ

ランチ特打を行う佐藤輝(撮影・加藤哉)

1番出撃! 阪神佐藤輝明内野手(24)が、今季初実戦で若虎の前に立ちはだかる。

11日の紅白戦(沖縄・宜野座)に紅組の「1番三塁」で先発予定。白組先発門別啓人投手(19)との直球勝負を正面から受け止める構えだ。岡田彰布監督(66)のオリジナル案で、今回の打順は立候補制。日本一の虎の初陣が、特攻隊長テルの豪快な一撃から幕を開ける。

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先輩はどっしりと構える。白組先発の門別が直球勝負を宣言していると伝え聞いた佐藤輝は「お~、そういう駆け引き?」と笑った。堂々、正面からの真っ向勝負はのぞむところだ。「いい球投げると思うので負けないように、頑張ります」と受けて立つ構えを示した。

岡田監督の発案で、今回の紅白戦の打順は立候補制で決まった。食堂で自らの名前が書かれたマグネットを打順の空きのところに貼っていくシステム。10日の朝に早い者順で決定する流れで、佐藤輝が朝食会場に現れた時点では、ほとんどの打順が埋まっていたという。

「もともと1番(がいい)とか言っていたので、まあ、ありがとうございますという感じですね」

心の中ではガッツポーズが出たかもしれない、希望通りのリードオフマン。ただ打順は「関係ない。紅白戦なので」と冷静だ。1番で試合に出た記憶は「ないでしょ」。選手心理を知る意味でも打順の立候補制を採用した岡田監督は「佐藤が門別に当たるように名前書いたらのう。おお、こいつ門別打ちにいっとるんやとか分かるやんか」と話していた。門別VS佐藤輝。いきなり、そのバトルが見られることになる。

指揮官はこの日、「明日の楽しみやろ」と打順の全貌はシークレットのままにした。「明日、これで何カ月ぶりにボールを見るわけやから。ずっとキャンプでやっていたことが、どれくらい対応できるかとか、バッターの方が楽しみちゃうかな、そういう意味ではな」。とりわけ野手の収穫に期待する。

佐藤輝はランチ特打で82スイングし、23本の柵越え。バックスクリーン直撃弾に、推定140メートルアーチもあった。キャンプ第3クール初日を終え、戦闘準備は整っている。オフには米シアトルで武者修行を経たプロ4年目。1番佐藤輝明が、虎の24年の号砲を鳴らす。【中野椋】

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