オリックスからFAで加入した日本ハム山崎福也投手(31)がキャンプ地の沖縄・名護で、初のライブBP(実戦形式の投球練習)に臨んだ。打者3人(10打席)に対し40球を投げ、安打性の当たり3本に抑え、終盤は4者連続で凡打に抑えるなど、ギアを上げた。
多彩なボールを操り、球場を虹色に彩った。「意外とドキドキしましたが、全球種を投げられたことは良かった」。2回り目の水谷からはチェンジアップで空振りを2つ。スライダー、緩いカーブ、カットボール、フォークと5つの変化球にストレートの6種類を丁寧に投げ分け、マウンドに立つ自身の美白も加えた“レインボー光線”で、スタンドのファンを喜ばせた。
際立ったのがチェンジアップだ。打席に立った水谷は「まっすぐに見えるのに来ない。レフトフライになった球は、チェンジアップを狙ってミスショットになった」。タイミングを崩される上に、予測しても捉えきれない“宝刀”で、開幕前1カ月半で既に、上質のキレを備えている。
受けた捕手の清水は「どの球もコントロールが良かった」と絶賛。実戦初登板は24日DeNAとのオープン戦(名護)。徐々に精度を上げ、指名されている4月2日の楽天との本拠地開幕戦(エスコンフィールド)に備える。【永野高輔】