【阪神】OP戦5連敗 4点リードも3番手及川雅貴が5失点で逆転負け 4番大山は2安打2打点

日本ハム対阪神 7回裏日本ハム2死二、三塁、郡司に逆転となる2点右前適時打を浴びる及川(撮影・佐藤翔太)

<オープン戦:日本ハム6-5阪神>◇3日◇札幌ドーム

阪神が逆転負けでオープン戦5連敗となった。

1番森下翔太外野手(23)、3番近本光司外野手(29)と打順を入れ替えて臨んだ一戦。打線は4回。先頭の森下が右前打。2番中野拓夢内野手(27)が右翼フェンス直撃の二塁打で無死二、三塁とチャンスを作った。3番近本の二ゴロ間に先制。4番大山悠輔内野手(29)がオープン戦初安打となる右前適時打で2点目を追加した。さらに6番ヨハン・ミエセス外野手(28)が左中間へ運び、3点目。一塁上で右手を挙げ、ピースサインを送った。

6回には大山の右中間へ適時三塁打などで5-1とリードを広げた。

投げては先発の才木浩人投手(25)が4回1安打無失点、3奪三振と好投。3回に左足首付近に打球が直撃するアクシデントも、続投。変化球を織り交ぜて4回までわずか41球で日本ハム打線を封じた。

だが、7回。6回から3番手で登板した及川雅貴投手(22)が一死満塁のピンチを招き、7番今川に左2点適時打、8番水野の中前適時打を許し、1点差に迫られた。さらに2死二、三塁で1番郡司に140キロのツーシームを右翼へ運ばれ、2点適時打で逆転を喫した。今季先発転向も視野に入れる高卒5年目左腕が3回4安打5失点と乱れた。