【阪神】近本光司OP戦打率3割超えが生む好循環「思い切って打てる」力み解消で4試合連続安打

ロッテ対阪神 7回表阪神2死三塁、近本は右適時打を放って代走が送られ、ベンチで出迎えるナインとタッチする(撮影・加藤哉)

<オープン戦:ロッテ1-6阪神>◇13日◇ZOZOマリン

阪神近本光司外野手(29)が、オープン戦4試合連続安打で好調をキープした。3回に先制の適時三塁打。7回には右前適時打で3打数2安打2打点。オープン戦の打率を3割5分7厘とした。

開幕前とはいえ、ハイアベレージは好循環を生む。「思い切って打ちにいけてるっていうところですね。別にアウトになってもいいし、三振してもいいし。その中でやりたいことをしっかりやり抜けてるっていうのは、ある程度数字があるから、そういう風にできてるなあとも思っている」。数字がある安心感もあり、力みないスイングを仕掛けることができている。

オープン戦で打率3割フィニッシュしたのは21年のみ。同年は、レギュラーシーズンでキャリア唯一の3割超えとなる打率3割1分3厘をマーク。今季も吉兆のオープン戦打率3割超えとなるか。

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