【阪神】森下翔太、バット寝かせる“大谷打法”で中大先輩のロッテ沢村打ち「しっかり試したい」

ロッテ対阪神 7回表阪神無死、左二塁打を放ち笑顔を見せる森下(撮影・足立雅史)

<オープン戦:ロッテ1-6阪神>◇13日◇ZOZOマリン

阪神森下翔太外野手が「大谷打法」で中大の先輩、ロッテ沢村拓一投手から安打を放った。

「6番右翼」で先発出場。2点リードの8回、沢村の低めスプリットをバットの先で三塁にたたきつけ、内野安打をもぎ取った。ドジャース大谷もフリー打撃で取り入れる、バットを肩に担いでから本来のフォームに入るスタイルで反応した。同点とされた直後の7回にも田中晴から左中間フェンス手前まで運ぶ二塁打。この回の勝ち越しにつなげた。「取られた後にすぐ取り返す。そういう野球はシーズン中、続けていきたい」と手応えを得た。

バットを1度寝かせてからトップに持って行く打法を先週から試す。スムーズにバットが入る感覚があり、内角球への対策も兼ねている。この日は9回の第5打席目のみバットを立たせた。「打ってもそんなに良くないと思ったら工夫していくのが大切。試せる打席でしっかり試していきたい」。開幕まで2週間も、理想の打撃を追い求める。

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