【広島】大瀬良大地が得意球以外の球種多投4回途中3失点に反省「安泰な立場だと思っていない」

西武対広島 1回裏西武無死、先頭の金子に四球を与え渋い表情の大瀬良(撮影・垰建太)

<オープン戦:西武6-5広島>◇20日◇ベルーナドーム

広島大瀬良大地投手(32)が4回途中まで76球を投げ降板した。春季キャンプから課題として取り組む得意球カットボール以外の球種を多く使って組み立てを変えた。1回から28球と球数がかさみ、3回は不運な当たりから招いた1死満塁から2者連続長短打で3点を失った。4回、先頭源田に四球を与えたところで降板となった。

4回途中4安打3失点の結果に「試していく中で抑えられたら一番良かった」と反省も、ツーシームやフォークで打ち取る場面も多かった。「試したかった球種でアウトが取れてるところは良かった」と一定の手応えはあった。すでに開幕ローテ入りは決まっているものの「安泰な立場だと思っていない。しっかりと内容も結果もいい状態でマウンドを降りることを数多く重ねて、また信頼してもらえるようにやっていきたい」。シーズン初登板まであと1試合、調整登板を予定する。

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