【阪神】青柳晃洋、ボークにあ然…ピンチ広げ先制点献上、岡田監督今季初リクエストも実らず

巨人対阪神 5回裏巨人無死二塁、打者戸郷の時、ボークで二塁走者吉川の三進を許し、ぼうぜんとする青柳(撮影・鈴木みどり)

<巨人-阪神>◇29日◇東京ドーム

阪神青柳晃洋投手(30)がボークでピンチを広げ、そこから先制点を献上した。

両軍無得点の5回無死二塁。9番の投手戸郷に初球を投じる前だった。モーションに入ろうと右手を動かしたように見えたが、これをとりやめたことで、ボークをとられたとみられる。青柳は納得のいかない表情で両手を軽く上げた。

その後、1死三塁となり、1番佐々木が遊撃へのゴロを放った。前進守備を敷いていた木浪が懸命に本塁へ送球するも間に合わず(記録は野選)。岡田監督は今季初のリクエストを要求したが、判定は覆らなかった。阪神が先制点を献上した。

さらに2死二塁から3番梶谷に右翼への2ランを浴びた。打った瞬間にスタンドインと分かる当たりで、青柳は肩を落とした。この回一挙3点を奪われた。

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