【中日】異例の事態…立浪監督が初回でリクエスト使い切る 相手攻撃で2度要求いずれも不発

ヤクルト対中日 1回裏ヤクルト1死満塁、サンタナに先制打を打たれた先発メヒアのもとに集まる中日内野陣(撮影・丹羽敏通)

<ヤクルト-中日>◇31日◇神宮

中日がリクエストの権利を1回1死で使い切った。

開幕カードを1敗1分けで迎えた中日はメヒアを先発マウンドに。1回1死で2番・西川の二塁内野安打判定に立浪和義監督(54)がリプレー検証を要求した。判定は変わらず1死一塁でプレーが再開。

3番オスナの四球の後、4番村上の一塁への当たりを中田が捕球し、ベースカバーのメヒアに送球したが、一塁内野安打と判定された。立浪監督はちゅうちょせずにベンチを出て、リクエストを要求。

審判団の判定は今回も覆らず、初回の打者4人で、中日側からの9回までのリクエスト権が消滅する異例の事態になった。

◆リプレー検証(リクエスト) チーム(監督)は1試合において「2回」のリクエストを行使することができる。リクエスト行使によるリプレイ検証の結果、判定が覆った場合はリクエストの回数は継続される。「2回」のリクエストは9回終了をもってリセットされ、延長回に入った場合には新たに「1回」のリクエストが付与される。延長回においても判定が覆った場合はリクエストの回数は継続される。

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